Royal HedegHogの「毎日が紅茶の日」

「Hedgehog(ヘッジホッグ)」とは、英語で「はりねずみ」のことです
ヨーロッパでは、幸運を運ぶ動物として、愛されています
私共、「Royal Hedgehog(ロイヤルヘッジホッグ)」の紅茶のパッケージシールにも、かわいいはりねずみが2匹
彼らが、山の中の茶園から、私のポットへおいしさと一緒に幸せを運んでくれているのです
 

紅茶好きがすべてのはじまり

 私は、子どもの頃から大の紅茶好き。家族が緑茶を飲んでいる中でも、1人で紅茶を入れていたほどです。 そして、紅茶とともに成長し、私にとって紅茶は、いつの間にか生活の中になくてはならないほど、大切な存在になっていました。
 日常に欠かせない紅茶だからこそ、よりおいしいものを、と常に探し続け、出会ったのが、摘んで間もない、ノンブレンドの紅茶でした。 口に含むと、何の抵抗もなくのどを通っていく滑らかさ、今まで経験のない清々しく青々とした味わい。 そしてやがてやさしく、いつまでも余韻が残るその香りに、瞬時に魅せられた私は、初めて出会ったこの一杯の紅茶の虜になってしまったのです。

 そんな魅力的な紅茶を、日常飲むためには、何としても原産地へ…ということで、スリランカを訪問。 そのフレッシュな紅茶をまずは、自分のために輸入しはじめましたが、さすがの私もその量は一人で消費できるはずもなく…。 知人や友人に少しずつ分けているうちに口コミでそのおいしさが広がり、本格的に輸入販売をはじめました。
 と同時に、もっと紅茶のことを知りたいと、勉強に本腰を入れ始めたのもこの頃です。 まず、紅茶の第一人者、磯淵猛氏に師事、「おいしい紅茶は原産地にある」という氏のポリシーに我が意を得ます。 一方で、日本紅茶協会認定のティーインストラクターの資格も取得、メーカー主催のスクール等にも通い、貪欲に知識を深めていきました。

「Royal Hedgehog(ロイヤルヘッジホッグ)」の
紅茶へのこだわり

 このときから、紅茶への思いは、全く変わっていません。それは、茶葉のクオリティーへの3つのこだわりです。
1.鮮度
2.個性
3.無添加

 まず、自分や自分の家族が安心しておいしく飲み続けられるもの、という基準を満たすこと。それには…

1.できるだけ新しいこと

 当社の紅茶は茶園から直送されますから、早ければ摘んでから2週間足らずで、入荷します。 1年中お茶が摘めるからこそ、一番おいしい季節(ピーククオリティーシーズン)の新茶にこだわり、年に数回茶葉を空輸します。 古茶はお売りしません。

2.特徴がハッキリしていること

 例えばダージリンならダージリン、ウバならウバ各々の産地や茶園の特徴のはっきりした茶葉を選びます。 残念ながら、数あるサンプルに納得のいかない時は、輸入を見送ることも、また再度信頼おける現地バイヤーを茶園に出張させ、異なるサンプルを手配。 ここは、決して妥協できないポイントです。

3.何も加えないこと

 1.2を満たした茶葉には、余計な香りは必要ありません。 新しく質の高い茶葉本来の、豊かな香りと美しい色、そして深い味わいを、そのままお楽しみいただくため、香料などは、一切加えておりません。
 この3つがどれも欠かせませんでした。それは、今も、お客さますべてに、「瞬間的なインパクトの強さより、日常的に飲み続けられるものをお届けしたい」、という思いに通じています。

 お茶は、日々の生活の中でくりかえし飲まれていくものです。 だからこそ、茶葉そのものが、新しく、質のいいものであれば、忙しい暮らしの中で、多少ラフに入れても、おいしく入ります。 逆に、鮮度が落ちた、あるいは質のよくないお茶は、どんなに丁寧に入れても、おいしく入らないものです。
 また、紅茶は農産物ですから、例え同じ産地の同じ茶園であっても、その年その季節によって、茶葉の状態はさまざまに変わります。 当社は、鮮度も質も吟味して高いものを輸入していることは勿論ですが、さらに、こうして日々変化する茶葉をその時々のベストの方法で入れていただけるよう、ご提案しています。

紅茶をもっと知ってもらいたい!

一方、各地で紅茶教室や、紅茶をもっと楽しんでいただくための各種クラスも開き、紅茶のみならず、紅茶をよりおいしくするティーフードにもこだわって、お教えしています。
 ⇒詳細は「紅茶教室」のページへ

また、都内近郊の紅茶専門店やカフェのプロデュースも手がけています。
 ⇒詳細は「当社の紅茶が飲める店」のページへ

現在は、「紅茶フェア」などの自社イベントの主宰、欧米ブランドのカフェやイベントへの企画参加等々へも、日々忙しくも楽しく飛び回っています。

 1杯の自分用の紅茶から始まった、私の紅茶ストーリーは、まだまだ続きます。
 私のポットは今日も、はりねずみが運んでくれたあたたかい幸せな紅茶で満たされています。
 そして今日からまた明日へ…「毎日が紅茶の日」であり続けるために…、よりおいしい紅茶でより幸せな毎日でありますように、と。

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